猫と仲良くなりたい!どうすれば仲良くなれるの

猫と仲良くなりたいのに、どうも避けられちゃって寂しい思いをしている人もいるのではないでしょうか。猫と仲良くするには、まず嫌われるようなことをしないのが最低限の条件です。猫を呼ぶときに大声で呼んだり、いきなり大きな物音をたてたり、ビックリさせるようなことをしていたらそりゃ~避けられますから注意してくださいね。

飼いはじめた猫に対しては、あまりに可愛いからといってかまいすぎないこと。猫が寝ているときやリラックスしているときに、いじくりまわしたり、抱っこしたりするのは、猫にとってはいい迷惑です。猫はかまってほしいときは自分からアピールしてきます。アピールしてきたときはめいっぱいかまってあげましょう。猫に対しても「かまい時」を見極めるのも仲良くなる近道ですよ。

猫は、自分の面倒を見てくれている人に対して心を開きます。例えば、食事の用意をしてくれる人、遊んでくれる人、トイレの片づけしてくれる人、などをよく観察しています。こういった世話をしてくれている人とは仲良くしてくれます。自分の面倒をみないで、気が向いたときだけかまってくる人に対してはあまり心を開いてくれないので要注意ですよ。猫は賢いので、食事の時間になるとスリスリ甘えてくるようになります。猫の食事を用意するところに人間が移動すると、もう大騒ぎ!「ごはんちょーだい!」とでも言っているかのように寄ってきます。食事が終わると、何事もなかったかのように自分のリラックスできる位置に移動して、毛づくろいをはじめます。

キレイ好きの猫にとって、トイレをきちんと片づけてくれる人も信頼されます。猫の性格にもよりますが、我が家の猫は、トイレが汚いままだと「早く片付けて!きれいにして!」と、アピールしてきます。私の周りをウロウロしだして、すれ違いざまにチラっとこちらを見ます。その行動で「あ、トイレを片付けなきゃ」と思うくらいですよ。

猫と一緒に遊ぶのはとても大事なことですね。ただし、猫は自分が遊んでほしいときにだけ遊んでくれればいいという考えなので、アピールしてきたら遊んであげてください。寝ているときやかまってほしくない時は逆効果になるので注意が必要ですよ。アピールは猫それぞれですが、一緒に暮らしていると何を訴えているのかすぐにわかるようになります。ボールを手でちょんちょんとつついたり、猫じゃらしをくわえてもってきたりするので、「遊んでアピール」がでたら思いきりあそんであげましょう!

このように、猫は自分の世話をしてくれる人に対して信頼関係を築こうとします。猫との信頼関係が築けると、すぐに仲良くなれるはずです。猫が「この人は安心だ」と理解すれば、そのうち「さわっていいよ」「抱っこしてもいいよ」と許可がでるでしょう。ここまできたらもうこっちのものです!猫と仲良くなったも同然なので、なでたり抱っこしたりしてみましょう。プニプニの肉球をさわらせてくれたり、モフモフの毛をなでさせてもらえます。ただし、すぐに仲良くしようとせず、時間をかけてじっくり信頼関係を築いてください。子猫とは比較的すぐに仲良くなれますが、ノラ猫だった期間が長ければ長いほど、信頼関係を築くには時間がかかります。焦らずじっくり、少しずつですよ。必ず信頼関係は得られるので慌てないことです。

猫と仲良くするというのは、人間同士の気遣いに似ているかもしれません。人間同士は相手のことを考えて行動しますよね。付き合いを円滑にするために、相手が何を考えているのか、どうしてほしいのかを自然と考えますよね。猫と仲良くできる人は、人間社会でもうまくやっていける人のような気がします。